水中で呼吸することを可能にしてくれるレギュレーターは、
ダイビング器材の中でも最も重要なアイテムです。
とはいえ高価なものですから、購入するときはこだわって買いたいですよね。
でも実際、見た目で選ぶとなると、かなり難しいのではないでしょうか?
吸い心地がいいものをといわれても、
実際にタンクから空気を吸ってみないとわからないですし、
くわえ心地や顎の疲れ具合などもダイビングをしてみないとわからないもの。
多くの方がダイビングインストラクターや現地のダイビングガイド、
先輩ダイバーに意見を聞いて購入されると思います。
《スキューバプロショップ横浜》でも、ご購入を検討されている方には、
ベテランのダイビングインストラクターでもあるスタッフが
ダイビングスタイルや経験などをお聞きしてアドバイスをさせていただいています。
ということで、ここでは私どもが日ごろお伝えしているレギュレーターの選び方を紹介したいと思います。
- 吸いやすいもの
- くわえた時に重すぎないセカンドステージ
- くわえた状態での動きやすさ
- 耐久性
- オーバーホール費用は?
今やどのメーカーのレギュレーターも吸気抵抗を最小限に抑えるような設計となっています。
どちらかというと吸い過ぎてしまう傾向があります。
特に肺気量の多い男性は潜水時間をコントロールするためにも
セカンドステージに流量調節機能が付いたものを選ぶといいかもしれません。
陸上では口に何かをくわえたまま過ごすことはないと思います。
しかし、水中ではレギュレーターをくわえて口で呼吸をします。
よく聞かれるのがダイビングを30分、1時間していると
「顎が疲れた」といった言葉です。
口呼吸をしなければ!と一生懸命呼吸してしまうので、その疲れもあるのかもしれませんが、
慣れないうちはどうしてもレギュレーターをくわえていることに違和感を覚えたり、
顎が疲れたりしてしまうのです。特に女性は、なるべくコンパクトで軽い素材を使ったものをオススメします。
ファーストステージからホースでつながれた
セカンドステージをくわえることになりますので、
ホースに引っ張られるような気がする……といったものはNGです。
最近はフレックスホースといってホースに柔軟性を持たせたタイプのものもあり、オススメです。
ただしゴムのホースは目視でひび割れが確認できますが、
フレックスホースは目視確認ができませんので、定期的な交換が必要になり、
ゴムホースよりランニングコストがかかります。
また、Bismの360度スウィングタイプのセカンドステージも、水中での動きやすさを確実にしています。
精密な機械は塩に弱いのですが、ダイビングでは海水に浸かることがほとんどですので、
たいていのレギュレーターは塩に強い、さびにくい、耐久性の高い素材を使っているものがほとんどです。
最も適しているのはチタン製のレギュレーターAtomicの「T3」や
スキューバプロの「MD25T EVO/S600Ti」などチタン製のものも増えてきています。
レギュレーターはハイスペックで多機能なものほどパーツ点数が多いので
オーバーホール時に交換するパーツも多くなります。
それに比べてスタンダードタイプといわれるシンプルなレギュレーターは
パーツ点数も少なく交換するパーツも必要最低限に抑えられることが多いです。
レギュレーターはご自身でオーバーホールはできないので、
日々のメンテナンスや使用後はすぐに
真水で洗うといった最低限の保管方法を実施して
不必要な交換パーツを少なくすることが大事です!
よくある一晩中水につけておくという方法は、ダストキャップから浸水するためNGです。
私のオススメは「TUSA RS-671。小型・軽量で、吸気抵抗調整機能も付いています。
また顎と口元への負担を軽減する、柔軟な「Myflexホース」を
ホースに採用していますので、水中での動きやすさも抜群です。
経験則になりますがTUSAのレギュレーターは、他メーカーと比べて弊社入荷時点(未OH)でのトラブルが一番少ないです(エア漏れ等)
レギュレーターをお探しの方はぜひこちらもご覧ください。
当店で販売しているレギュレーターやレギュレーターセットを紹介しています。
販売レギュレーター
ぜひご来店して、実物をご覧になりながら、選ばれてはいかがでしょうか?
☆ ☆ ☆
中古ダイビング器材の専門店《スキューバプロショップ横浜》であれば、
目利きのベテランスタッフが新品同然の非常にいい状態のレギュレーターを買い取り、
オーバーホールを徹底的に行ったうえ、販売しています。初めての方も初心者も大歓迎です。
こちらも併せてご覧ください。
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